マギ

Anime Japan2016

&大高忍/小学館・マギⅡ製作委員会・MBS

SPECIAL

スペシャルトップへもどる

遂にその全貌をあらわにした「シンドバッドの冒険」アニメ化計画。サンデー編集部・スタッフが全精力を傾けているだけに、そのクオリティは期待以上。今回はそんな現場から、「マギ」本編の人気キャラクターにして、「シンドバッドの冒険」主人公シンドバッドを演じる小野大輔さんがぶっちゃける。第2巻、巻末のインタビューに引き続き14歳を演じる不安や、マギワールドの魅力まで、語り尽くすぞ。

単行本では語り尽くせなかった秘蔵インタビュー

声の出演、インタビュー裏話

「シンドバッドの冒険」では、少年が威厳と勇気にあふれた王になるまでの軌跡を描く

八人将としてシンドバッドを支える、ドラコーンの名前が決まった歴史的瞬間もアニメになるかも・・・!?

裏サンデーの連載ではジャーファルが登場。アニメへの登場が期待される一人だが・・・!?

今回少年シンドバッド役も引き続き演じることになりましたが、最初から自信はあったんですか?

小野
ドキドキしっぱなしでしたよ。でも一回、無垢な状態でシンドバッドを演じてみたいという気持ちを強く持っていましたから。そこが上手く出せたんだと思います。

不安はなかったんですか?

小野
不安だらけでした。でもマネージャーにも背中を押してもらいましたし、初めて何かをやる良い緊張感というか、期待感もすごくありましたね。

人のシンドバッドを演じるのは難しかったんですね

小野
はい! 『シンドバッドの冒険』が『マギ』アニメ化と同じタイミングで始まっていたらよかったのに(笑)。

14歳から30歳のシンドバッドへとどうつながっていくのか、体験できますね

小野
追体験みたいな感じですけどね。この状態のシンドバッドも、自分の中に取り込めるというか。これを踏まえて、また大人のシンドバッドも演じたいですね。シンドバッドのことをもっと大きく演じることができそうなので。

小野さんの中でも1本つながる感じですか

小野
大人のシンドバッドから見たら、少年時代はかなり遠いですからね。そこまではまだ達していません。これからです。でも読者としてはもちろん、演じ手としてもすごく楽しみです。楽しいって「楽(らく)」って書くじゃないですか。そういった意味では演じることで楽になれそうな気がします。声の話で、演じる前は14歳というのが少し不安だと言っていましたが、今は頭の中、「楽」の一文字が思い浮かんでいますから(笑)

ちなみにドラグル役も、本編と同様杉田さんに決まりました。

小野
それは嬉しいなあ! キャラへの想いがありますからね。杉田くんもかなり気合が入ったんじゃないでしょうか。それに彼は、僕の中では武人のイメージなんです。真面目で品があって、高潔な魂を持っている人ですから。僕と同じく、スタッフさんがぜひやって欲しいと伝えてくれるなら、全力で表現する男です。演技はもちろん、心も全開に込めてやろうと思ってくれたんじゃないかと。

これは相当見たことがないアニメ作品になりそうですね

小野
特に八人将は、本編に絡んでくる主要キャラ以外はなかなかフォーカスが当たっていませんでしたから。今回の作品で、今まで見えにくかったシンドバッドとの関係やエピソードを照らし出してくれることを楽しみにしています。

ファンの皆さんも相当期待していると思います。奇しくも小野さんの座右の銘である「期待は裏切る、予想は越える」を地で行けそうですね

小野
随分昔の話ですね(笑)最近は期待を裏切らないでいいと思うんです。むしろ応えたい。

もう14歳を演じている時点で、いい意味で期待を裏切っていそうですが

小野
そうですね。ファンの方が「こうしてほしい」って思っていることを慮(おもんばか)ります。でもそこをいい意味でちょっと裏切りたいなという思いは確かにありますね。「小野ならこんな感じの声だろう」って想像してくれている部分を越えていきたい。「想像していたよりもいい感じ」とか「思ってもみなかった」と感じてほしいですね。

なるほど

小野
今回のキャスト発表を聞いて驚いた人たちも多いと思います。期待に応えたうえで、予想を超えていきたい。今はそんな気持ちです。

ありがとうございます! アニメを拝見するのが楽しみです!!

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